SEIKO Chronograph Automatic 6139 いわゆるセイコーひとつ目クロノグラフです。30分積算計だけがあるモデルで、常時動作する秒針はありません。黄色い大きな針がクロノグラフ動作時に回ります。 20年ほど前に新品を買って、それ以来、ずっと仕舞ったままでした。 自動巻きで少し巻いてからクロノグラフを動かしたところ、問題なく動作しました。帰零も大丈夫です（深い押し込みが必要で、完璧なコンディションとはいえないかもしれません）。リューズ押し込みによる日付変更も機能しています。 積算計の針の位置が少し遅れてますが、これは機構上しょうがないと思います。分解して調整すればマシになるはずですが、やってくれる業者（技術者）は少ないと思います。 4枚目の写真は風防の傷にピントを合わせたものです。全体的に傷の少ない個体ですが、このくらいはあります。写真での確認をお願いします。 1970年代の古い時計ですので(おそらく1974年2月製造)、各部に劣化はあるものとお考え下さい。 タイムグラファーのデータもつけておきます(最後の写真)。数分間振ったあと平置きで測定しました。日差10～20秒と出ていますが振り角は小さいです。実用品として使う場合はメンテナンスが必要かもしれません。 カレンダー機構の操作を間違うと壊れる可能性がありますので、ネットなどで6139ムーブメントの取り扱い方法を調べてからお使いください。 ベルトは汎用品です。 ビンテージ品ですので返品不可でお願いします。 参考 『近代クロノグラフの祖、セイコー6139』 https://www.chrono24.jp/magazine/%e8%bf%91%e4%bb%a3%e3%82%af%e3%83%ad%e3%83%8e%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%95%e3%81%ae%e7%a5%96%e3%80%81%e3%82%bb%e3%82%a4%e3%82%b3%e3%83%bc6139-p_69338/